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「フォニックス」って何?① ~英語講師もフォニックスを誤解している!?~
子どもの英語教育を考えるとき、ここ数年で「フォニックス」という言葉が当たり前のように出てくるようになってきましたね。
でも、英語に関する何かなんだろうなぁとは想像がついても、具体的に「フォニックスって何?」って聞かれたら、よくわからない人も多いかもしれません。
英語教育に携わっている先生たちでさえ、フォニックスを誤解していたり、そもそもフォニックスについて体系的に学んだことがないという人もけっこういらっしゃるようなんです。
という私も。
フォニックスという言葉の存在自体はだいぶ前から知っていたし、英語を学ぶ上で大事なこともわかっているつもりでした。
我が家の本棚にはフォニックス関連の書籍やワークブックも結構な数が並んでいます。
でも、恥ずかしながらフォニックスについて詳しく説明できるほど理解はできていなかったんです。
そんな状況でここまで来てしまったことのひとつに、
「英語はしゃべれるようになってなんぼ!」
という気持ちがありました。
ここからは私の誤解です↓↓
「フォニックスを学べば発音がよくなる」(←これは大きな間違いです)
でも、
日本人に足りないのは「きれいな発音」なのではなく、
「日本人っぽい発音でも自信をもって堂々とコミュニケーションが取れる心持ち」
「その自信が得られるだけの英会話の場数(経験)」
だから、英語講師としての私の役目は、
「できうる限り生徒さんがたくさん英語を話せるような機会を作り、提供すること」。
急いでレッスンにフォニックスを取り入れなくても大丈夫。
まずは、50分間のレッスン中を英語だけで過ごせる教室づくり、環境づくりに徹していこう。
そうこうして、教室開校から3年が過ぎ、開校当初から通ってくださっている生徒さんたちの英語力も確実に上がってきていることが実感できるようになってはきたものの、
改めて教室のこれからや私自身の講師としての知識や指導力を顧みたとき、「次のステップに進むためにはどうすればよいのか」という疑問にぶち当たりました。
そんな時にであったのが、
☆ HIMAWARI-英語と育児の親子教室-の英語講師のための発音指導法講座
☆ 「英語の自然なリズムを習得する」ための心と身体を作る英語教育メソッドRhymoe®(ライモー)
でした。
すっごい端折りますが、
巣ごもり生活が続いた昨年、いろんなことがオンラインで可能になったおかげで上記の発音指導法講座やRhymoe®のワークショップを受講する機会に恵まれました。
そして、その講座から受けた衝撃は相当なもので、結果として次のステップへの大きな足掛かりとなりました。
さらに端折りますが、
今、上記の発音指導法講座の渡邊いくみ先生とRhymoe®の石川良美先生がタッグを組まれ、Rhymoe® phonics というものを考案しておられます。
実はこのメソッドをリトルビッグスターのレッスンにも導入すべく、現在トレーニングを受講中です。
その中で、私がいかにフォニックスというものを正しく理解できていなかったか、ということが明らかになってきました。
今現在リトルビッグスターに通ってくださっている生徒さんには、これまでのレッスンで正しいフォニックスのレッスンを提供できなかったことを大変申し訳なく思います。
でも、これからのレッスンでRhymoe® phonics が導入できたら、これまでに生徒の皆さんが培ってきた英語力に確かな肉付けができるはずだと確信しています。
ここでは難しいお話はしませんが、Rhymoe® phonics を導入したレッスンにぜひ期待していただきたいです。
春からスタートできるよう準備中ですので、今しばらくお待ちください。
「で、フォニックスっていったい何なん?」と思われた方、フォニックスってこういうことです↓↓
「フォニックス」って何?② ~フォニックスを始める前に知っておきたいこと~