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「フォニックス」って何?② ~フォニックスを始める前に知っておきたいこと~
前回の記事では、そもそも私がフォニックスについて正しく理解できていなかったという事実を暴露しました。
「フォニックス」って何?① ~英語講師も誤解しているかもしれないフォニックス~
で、要するに何なのか、ということですが。
スマホでちょっと調べただけでも大量にそれらしいサイトが出てきます。
英会話教室のHPで豆知識的に解説されてるものもあれば、フォニックスが売りと思われる英会話教室もたくさんあります。
だから、私があえてここで説明しなくても…と言いたいところなのですが、あえて書きます!
(いや、実は…「フォニックスとは何ぞや」というブログ記事を書くことが、現在受講中のRhymoe® phonics のトレーニング課題なので、書かないわけにはいかないのです💦)
一言でいうと、
フォニックス = 英語の音と文字をつなげるルール
です。
と言っても、いまいちピンときませんよね。
もう少し詳しく解説しますね。
日本語だと、「あ」とあれば「あ」と読めばよいし、「い」とあれば「い」と読めばいい。
文字とその文字が持つ音が対になっていて、50音を知っていれば読み書きもできるようになりますね。
でも、そうではないのが英語です。
学生時代、英語が苦手だった人の多くは「英語、なんなんっ!?」って英語に嫌悪感を覚えたポイントのひとつがそこなんじゃないでしょうか。
少なくとも私はそうでした。
余談になりますが。
中学一年生の英語の教科書に出てきたKen とMike。
Kenはともかく、なんでMikeが「ミケ」じゃなくて「マイク」なんや?って疑問に思ったが最後。
この疑問を英語の先生にぶつけても、「英語ってそういうものやから」で終わってしまって、そこから「英語わからん!」のスパイラルにはまって抜け出せなくなってしまったのは、ほかでもないこの私です。照
ある意味、英語ってそういうものなのかもしれません。
でも、もしあのとき私がフォニックスにであっていたら、そもそも「なんでMikeがミケじゃないのか?」なんて疑問は持たなかっただろうし、高校時代、毎日行われていた単語テストで0点を取り続けることもなかったはずです。(←英語が嫌いすぎて勉強する気になれなかった…という言い訳)
話を戻すと、
英語は「A」という文字が持つ音は「エー」ではないし、「B」という文字が持つ音は「ビー」ではありません。
「エー」「ビー」というのは文字そのものの名前であって、その文字の持つ音はまた別なのです。
やっかいですよねぇ。
学習者泣かせですよねぇ。
わかります、そのお気持ち。
ほんと、なんでなん?って思います。
でも、英語はそういうものなんです。
あ、中学校の先生と同じこと言っちゃった💦
でもね、安心してください。
その「なんでなん?」を解決してくれるのがフォニックスです。
フォニックスを学べば、文字と音とのつながりが理解できるようになります。
文字と音との間にあるルールがわかるようになれば、英語の読み書きにも大きく役立ちそうですね。
じゃぁ、そんな素晴らしいものをなんで今すぐレッスンに取り入れないの?という話なのですが。
フォニックスを学ぶのには適齢期というものがあるんだそうです。
ネットで出てきたフォニックス関連のサイトでけっこう触れられていたことのひとつに、
フォニックスは早く(低年齢のうちから)学んだほうが良い
ということがあるのですが、
Rhymoe® phonics によると、
フォニックスを学ぶには、最適な時期と環境が必要
なのです。
ルールが理解できる年齢、英語の土台となる知識や経験があってこそ、学んだフォニックスが活きてくる
ということなのですね。
幸い、リトルビッグスターに長年通ってくださっている生徒さんたちにはすでに土台があります。
だから、今後リトルビッグスターのレッスンに導入予定のRhymoe® phonics は、きっと皆さんのさらなる英語力UPの要になってくるだろうと思います。
いや、ちょっと待って。
さっきから、ライモー!ライモー!って繰り返してるけど、ライモーのフォニックスは普通のフォニックスと何が違うん!?という疑問、ありますよねぇ?
フォニックスって何?③ ~従来のフォニックス教材じゃダメ!?~
に続きます。